[Rubicon 1.0] ワープ時の加速度の調整 - 03

([Rubicon 1.0] ワープ時の加速度の調整 - 02 からの続き)

公式フォーラム : 開発者スレッド 『ワープ時の加速度の調整 ([Rubicon] Warp Speedand Acceleration)』 #499 より

(2013.11.05 15:06 by CCP Fozzie)


今日はいくつかお知らせがある。

ワープ速度について速い船と遅い船とのあいだの差を和らげる方向で値を調整し、ワープ速度リグ/Tech 3 サブシステムについてステを調整した。

まず、船種ごとのワープ速度を見直した。Tech 2 船のワープ速度を同サイズの Tech 1 船と比べて 12.5% 速くしていたけど、これを少し落として 10% とした。また遅い側の船 (フレイター (※超大型輸送艦) ・タイタン・BC (※巡洋戦艦)・CS (※指揮型巡洋戦艦)) のワープ速度を若干上げ、早い側の速度は下げた (最速の船種でのワープ速度は、初期案では 10au/s だったけど、それが 8au/s となった)。これを経てもなお、Rubicon 以降のインターセプター (※要撃型フリゲート) は、Rubicon 前と比べると実質的にあらゆる距離においてすさまじくワープが速くなるのだということは心にとめておいてね。

最後に、減速度にキャップを設けておこうと思う。現時点ではキャップを 2au/s とした (これは 6au/s でワープできる船種のデフォルトでの減速度で、Rubicon 前の 「固定」 減速度の倍の値となる)。つまり、ワープ速度が 6au/s を超えるにしたがって割を食うようになるということだね。

このキャップを設けた理由はいくつかあるけど、最大の理由はグリッドに船が現れるときの、その現れ方に問題があったからだ。ワープを抜けてグリッドに降り立つ船が、突然その場にわいたように見えてしまっては雰囲気が壊れるし、その船がどちらの方向から来たのかの判断がつかないという点でも具合が悪い。また、事前にアライン (※軸合わせ) をしておいたり、警戒を怠らないでおいたりといった対策をプレイヤーが積極的にとることの意義を極端に減じるし、インターセプターへのカウンターとしてスマートボムが活用されるようになるとみているけど、その有効性も大幅に下がってしまう。グリッドへの船の現れ方は、新案の減速度でもすごく早いけど、その船がどちらの方向から来たかは必ずわかるし、グリッドに船が現れてからワープが完了するまでに常に 1秒はかかるんだ。

Rubicon 以降の新ワープ速度表はこちら。基本ワープ速度への変更と減速度キャップもこれに含まれているよ。



また、ワープ速度リグ (ハイパースパシャル速度オプティマイザー ※ Hyperspatial Velocity Optimizer) を少しいじって、ペナルティーをアーマー量から CPU 出力に変更する。これは防御スタイルによって (※主にインターセプターの) 活躍分野に偏りがでないようにするためだ。

そして最後に、テングとプロテウスの重力子キャパシタ (※ Gravitational Capacitor) サブシステムに若干調整を加え、ワープ速度へのボーナスを 15% から 12.5% に下げる。これにより、重力子キャパシタ装備の Tech 3 船のワープ速度はフルスキルで 4.875 au/s となり、新ワープ速度においてはデストロイヤー (※駆逐艦) とフリゲートの間に位置することになる。これは少々強すぎる可能性もあるので、リリース後も注視し、是非を見極めたいと思う。

テストし、フィードバックを寄せてくれてどうもありがとう!

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