[Odyssey 1.1] 艦隊支援システム、マインドリンク、フリートボーナス

公式フォーラム : 開発者スレッド 『艦隊支援システム、マインドリンク、フリートボーナス ([Odyssey 1.1] Warfare Links, Mindlinks, Gang bonuses)』 #1 より

(2013.08.01 13:15 by CCP Fozzie)


:追記: 8月7日に更新 :追記:

『千里の道も一歩から』 - 老子

Odyssey 1.1 では CS (指揮型巡洋戦艦) に調整を加えるのと並んで、艦隊支援システムまわりにも手を加えるつもりだ。今回の一連の変更を加えることによってゲームが大幅に向上するとは考えているけど、もちろん今回だけで調整が終わってしまうなどということはないからね。

艦隊支援システムに関しては、星系内のどこにいてもフリートメンバーにボーナスを付与できるという仕様の是非をめぐって何年ものあいだ熱い議論が交わされてきた。Odyssey 1.1 ではこの点については変更は加わらない。この部分をいじるには技術的にすごく高いハードルがあって、こうしている間もそれを越えるための作業は行われているんだけど、今のところ確かなことを伝えられる段階にない。


1.1 で変更が加わる予定の事項

  • 艦隊支援システムによって付与されるボーナスの強さ
  • スキル、船のもつボーナス、インプラントが艦隊支援システムのボーナスに与える影響
  • 情報戦マインドリンク (Information Warfare Mindlink) および情報戦闘用艦隊支援システム (Information Warfare Link) により付与される、センサーインテグレティ (Sensor Integrity) のボーナス
  • マインドリンクインプラントの入手方法
  • 艦隊支援システムモジュールのフィッティング要件およびスターベースフォースフィールド内での使用
  • CS に関するさまざまな調整 (それぞれがどの艦隊支援システムへのボーナスを得るかも含む)
  • アーマーリペアラおよびシールドブースターの基本回復量

これら 1.1 の変更事項を 3つのスレッドに分けて議論していきたいと思う。そのうち一つはグラフィックモデルの変更についてのもので 1.1 では実装されないけど、今年中にはかたちにしたい。このスレッドでは、艦隊支援システムモジュールへの変更や、そのボーナスと効果を扱いたいと思う。マインドリンクへの変更や戦略的巡洋艦 (Strategic Cruisers) の戦闘プロセッサー (Warfare Processor) サブシステムへの変更も含まれる。

他のスレッドは (ハイパーリンクはのちほど)

艦隊支援システムモジュールそのものについての変更事項から始めよう。


スターベースフォースフィールド内では、採掘用リンクを除き、艦隊支援システムモジュールを起動することはもうできない。
フォースフィールドのすぐ外をオービットしていれば済んでしまうことなのはわかっているけど、少なくともプレイヤーはそのキャラクターの安全に注意を払う必要がでてくるし、現状に比べれば状況を改善できると思う。


すべての艦隊支援システムモジュールのパワーグリッド消費量を 100 低減。
これは CS、BC (=巡洋戦艦)、Tech3 クルーザーへのバランス調整と並んで行われるものだ。プレイヤーが 「ユーティリティー」 ハイスロット (※ランチャー・タレットを装備できない空きハイスロットのこと) に何を装備するか選ぶにあたってさまざまな取捨選択が発生するよう、船のフィッティングを調整できるようにしたい。ユーティリティーハイを空いたままにしておきたい人、そこに小型ニュートを積みたい人、パワーグリッドを 100 あるいは 110 消費して艦隊支援システムモジュールを積みたい人、パワーグリッドを 175 消費して中型ニュートを積みたい人、いろいろいるだろうと思う。どれを選ぶかで他とは異なった利益が得られる一方で、諦めなければいけない点もでてくるようにしたいんだ。


Tech 3 クルーザーの戦闘プロセッサー (Warfare Processor) サブシステムへの変更について一言

戦闘プロセッサーサブシステムは、国家ごとの 「防御システム」 スキルレベル上昇ごとに、リンクボーナスの強さを 2% 上昇させるようになる。また 3種類の艦隊支援システムにボーナスが得られるようになる。
  • ロキ : 包囲 (siege)、装甲 (armor)、高機動 (skirmish)
  • プロテウス : 装甲、高機動、情報 (info)
  • テング : 包囲、高機動、情報
  • リージョン : 装甲、高機動、情報

次はリンクボーナスそのものを見ていこう。

1.1 で、一部のリンクについて得られるボーナスの最高値を低める (ただしいずれも Tech 3 クルーザーや Tech 2 リンクの実装以前に可能だったレベルを下回ることはない)。またリンクを使用したゲームプレイを追求していきたいというプレイヤーの道のりをもっとスムーズにしたいと思う。具体的にはベースのリンクの強さを高める一方で、それに対する修正値は低める。これによりスキルトレーニングの道のりが 「崖」 から 「坂」 程度にはなるはずだ。


リンク強度を修正する諸要素への変更は以下のとおりだ :
  • 4種の戦闘専門家 (Warfare Specialist) スキルで得られるボーナスは、現状の (レベル 2 以降) レベルごとに 100% のボーナスから、レベルごとに 20% のボーナスに変更となる。
  • マインドリンクで得られるボーナスは +50% から +25% に変更となる。
  • Tech 3 クルーザーの戦闘プロセッサーサブシステムで得られるボーナスはレベルごとに 2% に変更。CS のリンクボーナスはレベルごとに 3% のまま。オルカと工業コアがアクティブなロークアルについてはそれぞれ 3%、10% のボーナスのまま。

艦隊支援システムのベース強度がどの程度変更されたのかは以下のとおりだ。到達可能な最高値 (全スキル、マインドリンク、艦船ボーナスの最大値から算出) もパッチの前後での値を含めておいたよ。

すべての防御系リンク (包囲、装甲):
  • T1: 4.8%
  • T2: 6%
  • 全修正を加えたボーナスの最大値 : 25.9%
  • パッチ前の最大ボーナス : 35%

情報戦闘用 (Information Warfare): ECM と ターゲットペインターへの電子高性能 (Electronic Superiority) のボーナス :
  • T1: 6.4%
  • T2: 8%
  • 全修正を加えたボーナスの最大値 : 34.5%
  • パッチ前の最大ボーナス : 35%

情報戦闘用 (Information Warfare): トラッキング妨害器 (Tracking Disruptor) とセンサーダンプナーへの電子高性能のボーナス :
  • T1: 4%
  • T2: 5%
  • 全修正を加えたボーナスの最大値 : 21.5%
  • パッチ前の最大ボーナス : 21%

情報戦闘用 (Information Warfare): 偵察オペレーション (Recon Operation):
  • T1: 6.4%
  • T2: 8%
  • 全修正を加えたボーナスの最大値 : 34.5%
  • パッチ前の最大ボーナス : 35%

情報戦闘用 (Information Warfare): センサーインテグレティ (Sensor Integrity):
  • T1: 9.6%
  • T2: 12%
  • 全修正を加えたボーナスの最大値 : 51.75%
  • パッチ前の最大ボーナス : 53%

高機動 (Skirmish Warfare): 回避航行 (Evasive Maneuvers):
  • T1: 6.4%
  • T2: 8%
  • 全修正を加えたボーナスの最大値 : 34.5%
  • パッチ前の最大ボーナス : 35%

高機動 (Skirmish Warfare): インターディクション航行 (Interdiction Maneuvers):
  • T1: 6.4%
  • T2: 8%
  • 全修正を加えたボーナスの最大値 : 34.5%
  • パッチ前の最大ボーナス : 53%

高機動 (Skirmish Warfare): 高速配置 (Rapid Deployment):
  • T1: 5.6%
  • T2: 7%
  • 全修正を加えたボーナスの最大値 : 30.2%
  • パッチ前の最大ボーナス : 35%

採掘支援 (Mining Forman): レーザーオプティマイゼーションと採掘機キャパシタ効率化 (Harvester Capacitor)
  • T1: 5%
  • T2: 7.5%
  • 全修正を加えたボーナスの最大値 : 42.2%
  • パッチ前の最大ボーナス : 42.2%

採掘支援 (Mining Forman): フィールド強化 (Field Enhancement):
  • T1: 13.6%
  • T2: 17%
  • 全修正を加えたボーナスの最大値 : 95.7%
  • パッチ前の最大ボーナス : 95%

また情報戦闘用艦隊支援システム : センサーインテグレティのボーナスを一部変更する。
  • センサーインテグレティリンクは、センサー強度とロックレンジの両方にボーナスが得られるようになる。

最後、にマインドリンクインプラントの入手難易度に大幅な変更を加える :
  • ノーマル Tech 2 マインドリンク (採掘用も含む) を Concord LP ストアに 20,000 Concord LP + 20m ISK で追加する (60~80m の売却価格となる)。
  • 2系統の戦術方針に 25% のボーナスが得られる海軍仕様インプラント (ボーナスが得られる分野は各国の CS のボーナスと同様) を通常の国家ごとの LP ストアに追加し、入手するには 100,000 LP + 100m ISK 、さらにそれぞれのマインドリンクの Tech 2 版を納品する必要がある (350m ISK ほどの売却価格となる)。

上掲のリンクから CS やローカルリペアモジュールの調整スレッドに飛ぶことができる。これらの調整をみんながどう感じるのか、聞くのを楽しみにしているよ。

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