[Odyssey] T1 戦艦調整 カルダリ編

公式フォーラム : [Odyssey] T1 戦艦調整 カルダリ編 "[Odyssey] Tech 1 Battleships - Caldari" スレッドより

(2013.04.08 14:22 の記事 by CCP Rise)

『T1 戦艦バランス調整へようこそ!シートベルトの準備はいいかい?

変更事項にはかなり大幅なものもある。だから各国家ごとのスレッドの冒頭でティアリサイド (※従来の tier による船のランク分けを廃止し、各船に明確な役割を持たせるという Inferno 拡張 (多分) あたりから始まった一連のバランス調整を表す CCP の造語) とバランス調整の全体的な指針を説明して行きたいと思う。また船ごとに解説も加えていきたい。Capslock する前に (※すべて大文字での記載は怒鳴り声・罵声を表す) ぜひとも両方読んでほしい。疑問点や不満点についての答えがそこにあるかもしれないからね。


ティアリサイド

tier システムを破壊してしまうための戦いは依然進行中だ。戦艦に関して述べると tier の違いは HP 量と値段の違いとして最も顕著に表れた。どの船もスロットの配分はすでに同等だ (19)。ドローン系ボーナスのついた船と妨害系の船は違っているけどこれらについては (※スロットの) 変更はない。フリゲートや巡洋艦などへの変更と同様に、戦艦も tier ではなく役割で方向づけをしていきたい。役割の配分は以下のとおりだ。各国家ごとに「攻撃型 "Attack"」 1種、「戦闘型 "Combat"」 2種 (ただしカルダリのみ唯一の「妨害型 "Disruption"」をすでにもっているため当座は例外)。これらの新たな役割をふまえたうえで、戦闘型戦艦の HP をすべて従来の tier 3 戦艦の HP 量付近に調整し、攻撃型については従来の tier 2 程度に持っていく。他の艦種の場合と同様、戦闘型に比べて攻撃型戦艦はより早く、敏捷性が高く、相手にダメージを効果的に与えることに重点をおいた船となる。製造コストはティアリサイドを反映したものに調整される予定だけど、具体的な数値についてはいまのところ結論は出ていない。


すべての国家のすべての船に「熱い」役割を

今回の調整で達成したいことの一つとして、すべての船にいいところをたくさん持たせ、すべての国家に EVE の世界のさまざまな環境に対応できる船のラインナップを持たせるということが挙げられる。従来の戦艦のラインナップは役割的にかぶっているかと思えば隙間が空いていたりで、その結果ある国の船が特定のプレイスタイルからは完全に排除されてしまったり、逆に特定のプレイスタイルに関してはある国では複数の選択肢があったりといった状況だった。今回の役割の再配分ですべての国家のすべてのプレイヤーに新たな選択肢と楽しみを提供できればと思っている。

全体を国家ごとの 4つのスレッドに分けて説明していくつもりだ。国家ごとにフィードバックをもらえるとありがたい。どんな反応が得られるか楽しみにしているよ。

前置きはこれくらいにして早速とりかかろう。


カルダリ


ローク :

他の国家の旧 tier 3 戦艦同様、ロークはすごくいい状態にあると思うし基本的に変更は加えていない。ただしレジスタンスボーナスは少しいじった。レジボーナスの変更の影響は大きいし、レジボーナスについての議論の場をこのあと専用スレッドとして設けたいと思う。もちろんローク独自の問題としてのレジについて語りたいのであればここに書いてもらってかまない。僕らがレジボーナスをどう捉えているかを一般論として述べるならば、「このゲームでもっとも強力なボーナスの一つ」だと思っている。レジボーナスはアクティヴ/パッシヴにかかわらず船単体での防御性能に寄与するとともに、外部からの回復を受けるときもその効果も高めることになる。この性質のおかげでこのボーナスを持つ船は EVE の歴史上で採用されてきた主要な戦術においていつだって中核を担ってきた。ロークはその強力さを示す好例だと思っているし、今回の変更を経てもなお活躍し続けるものと見込んでいる。

  • カルダリ戦艦レベル上昇ごとのボーナス :
    • 大型ハイブリッドタレットの最適射程距離 (optimal) に 10% のボーナス
    • シールドレジスタンスに 4% のボーナス (-1 ポイント)
  • スロットレイアウト : 8H, 6M, 5L; 8 タレット , 4 ランチャー
  • フィッティング: 15000 パワーグリッド, 780 CPU
  • 防衛 (シールド / アーマー / ストラクチャ) : 8500 / 7000 / 7500
  • キャパシタ (容量 / リチャージ時間 / キャパシタ回復量/秒) : 6000 / 1250s / 4.8
  • 推進力 (最高速度 / 慣性修正乗数 / 質量 / 軸合わせ時間) : 89 / .136 / 105300000 / 19.85s
  • ドローン (帯域幅 / 収容量) : 50 / 50
  • ターゲティング (最大ターゲット範囲 / スキャン分解能 / 最大照準設定数) : 90km / 75 / 7
  • センサー強度 : 24 重力
  • シグネチャ半径 : 500


レイブン :

(機甲部隊) レイブンはカルダリ系列の「攻撃型」戦艦となる。備わっていたボーナスがもともとその役割を果たすのにふさわしいものだったし、ヒットポイントをある程度失うことになるとはいえ、スピードの強化とミッドスロットの追加によりカルダリミサイラーのみんなには新たな運用方法を開拓してもらえるんじゃないかと思う。従来のままで気に入っていたプレイヤーにはそのまま影響を与えることなくね。(※冒頭の「機甲部隊 (cavalry)」は洒落なのか何なのかよくわからなかったのでそのまま記載しました)

パワーグリッドと CPU も増強するのでトルピードや推進力系モジュールが使いやすくなると思う。ひとつ心に留めておいてほしいのは、戦艦級のミサイルについては近いうちにもっと重点的な調整をするつもりであるということかな。

  • カルダリ戦艦レベル上昇ごとのボーナス :
    • クルーズミササイルランチャーとトルピードランチャーの発射間隔に 5% のボーナス
    • クルーズミサイルとトルピードの速度に 10% のボーナス
  • スロットレイアウト : 7H(-1), 7M(+1), 5L; 0 タレット , 6 ランチャー
  • フィッティング: 11000 パワーグリッド(+1500), 750(+50) CPU
  • 防衛 (シールド / アーマー / ストラクチャ) : 7000(-500) / 5800(-841) / 6400(-241)
  • キャパシタ (容量 / リチャージ時間 / キャパシタ回復量/秒) : 5500(+187.5) / 1160s / 4.74
  • 推進力 (最高速度 / 慣性修正乗数 / 質量 / 軸合わせ時間) : 113(+19) / .12(-.008) / 99300000 / 16.52s (-1.1s)
  • ドローン (帯域幅 / 収容量) : 50(-25) / 75
  • ターゲティング (最大ターゲット範囲 / スキャン分解能 / 最大照準設定数) : 75km / 85 / 7
  • センサー強度 : 22 重力
  • シグネチャ半径 : 420(-50)


スコーピオン :

一連の戦艦の中で変わり種となっているけど、それなりに良い状態ではないかと思う。「攻撃型」系列の船と釣り合うようにヒットポイントを若干調整したけど、あとは変化なしだ。

UPDATE: みんなからのフィードバックをもとにスコーピオンはハイスロットを一つロースロットへ回すことにしたよ。

  • カルダリ戦艦レベル上昇ごとのボーナス :
    • ECM ターゲットジャマーの強度に 15% のボーナス
    • ECM ターゲットジャマーの最適射程距離と精度低下範囲に 25% のボーナス
    • ECM バーストの範囲に 25% のボーナス
  • スロットレイアウト : 5H(-1), 8M, 5L(+1); 4 タレット , 4 ランチャー
  • フィッティング: 9000 パワーグリッド, 750 CPU
  • 防衛 (シールド / アーマー / ストラクチャ) : 7000(+359) / 5500 / 6500(+1031)
  • キャパシタ (容量 / リチャージ時間 / キャパシタ回復量/秒) : 5500(+187.5) / 1087s / 5.06
  • 推進力 (最高速度 / 慣性修正乗数 / 質量 / 軸合わせ時間) : 94 / .116 / 103600000 / 16.66s
  • ドローン (帯域幅 / 収容量) : 75 / 75
  • ターゲティング (最大ターゲット範囲 / スキャン分解能 / 最大照準設定数) : 90km / 110 / 7
  • センサー強度 : 24 重力
  • シグネチャ半径 : 480』

([Odyssey] T1 戦艦調整 カルダリ編 - 02 へ)

(※関連記事 : [Odyssey] T1 戦艦調整 アマー編[Odyssey] T1 戦艦調整 ガレンテ編[Odyssey] T1 戦艦調整 ミンマター編)

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